
「ハウスウェディングのパイオニア」として国内ブライダル業界を牽引してきた株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ(T&G)が、大きな変革の舵を切っています。
同社が掲げる中期経営計画「EVOL2030 Final Stage Toward 2035 Vision」において強く打ち出されているのは、これまでのブライダル企業にとどまらない「ライフスタイル全般へ体験価値を提供するブランド企業」への進化。
これまでウェディング事業で培ってきた「人の心を動かす体験づくり」や「空間・サービスのプロデュース力」を強みに、現在はホテル事業にも注力しています。
特にライフスタイルホテルを中心としたホテル事業を成長のけん引役と位置付け、さらなる事業拡大を推進。
一方、ウェディング事業では、高付加価値なサービスの提供や多様化するニーズへの対応を進めています。
本記事では、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズの特徴や事業内容、2035年に向けたホテル・ウェディング事業の方向性について詳しく紹介します。
「EVOL2030 Final Stage Toward 2035 Vision」とは

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ(T&G)は、2035年に向けた長期的な成長戦略として「EVOL2030 Final Stage Toward 2035 Vision」を掲げています。
これまで主力としてきたウェディング事業を安定した収益基盤として強化しながら、今後は、ホテル事業を新たな成長の柱として、さらなる拡大を目指す方針です。
ウェディングで培った体験づくりの強みをホテルやライフスタイル領域へ広げ、事業ポートフォリオを変化させながら、企業成長を目指しています。
①「人生の節目」から「日常」へ事業領域を拡大
同社が目指しているのは、結婚式という「人生の節目」だけではなく、ホテルや食、旅行などを通じて、より幅広い場面で体験価値を提供すること。
これまでウェディング事業で培ってきた空間づくりやサービス、顧客の希望を形にする力を、ライフスタイル領域へ展開していきます。
単に新しい事業を増やすのではなく、「人の心を動かす体験づくり」という強みを異なる領域でも活かしていくことが、同社の事業変革の特徴です。
②二大事業の成長シナリオ。「安定基盤」×「成長ドライバー」
今後の事業戦略を理解する上で重要なのが、ウェディング事業とホテル事業にそれぞれ異なる役割を持たせている点。
ウェディング事業では、高付加価値なサービスの提供や多様化するニーズへの対応を進め、安定した収益を支える事業の強化を図ります。
一方、ホテル事業は新たな成長領域と位置付け、アセットライトな事業モデルを活用しながら、ライフスタイルホテルの展開を進めます。
既存のウェディング事業を基盤としながら、ホテル事業を拡大することで、事業ポートフォリオを変化させ、企業全体の成長につなげていく考えです。
また、2035年度の全社目標として、売上高750億円、営業利益76億円、営業利益率10.1%を掲げています。
| 事業 | 役割 | 今後の戦略 |
|---|---|---|
| ホテル | 成長ドライバー | アセットライトな事業モデルを活用しながら事業を拡大。開発、空間デザイン、ブランディング、運営などの専門機能を活かし、ライフスタイルホテルの展開を進める。 |
| ウェディング | 安定した収益基盤 | 高付加価値なサービスや多様化する結婚式への対応を進める。従来型の集客に加え、ブランド力を活かした集客にも取り組み、事業基盤の強化を目指す。 |
「第二の創業」とは?

同社は、これまで結婚式を中心に培ってきた事業基盤を活かしながら、ホテルや食、旅行など新たな領域へ事業を広げています。
その大きな転換を示す言葉が「第二の創業」です。
単に新しい事業を増やすのではなく、これまで培ってきた空間づくりやサービス設計、顧客の希望を形にする力を、ホテル事業などにも展開し、新しい価値を生み出していくことを目指しています。
特に、様々な要素を組み合わせ、一つの体験として形にする「編集力」は、同社の強みの一つ。
結婚式では、空間、料理、衣装、演出、接客などを組み合わせ、新郎新婦の希望に合わせた時間をつくり上げてきました。
こうした経験をもとに、ホテル事業でも施設ごとのコンセプトを設計し、空間やサービス、食などを組み合わせながら、その場所ならではの価値を生み出しています。
既存事業で培った強みを異なる領域へ展開しながら、企業として新たな成長を目指していくことが、「第二の創業」の特徴といえるでしょう。
ホテル事業が成長の主役へ

「EVOL2030 Final Stage Toward 2035 Vision」では、2035年に向けた具体的な数値目標と事業構成が示されています。
なかでも大きなポイントとなるのが、ホテル事業の拡大です。
目標達成に向けて、ホテルの開業数を増やすだけでなく、各施設の収益性やブランド価値を高めながら事業規模を拡大していく方針です。
ここでは、ホテル事業に関する具体的な数値目標を見ていきます。
①売上高750億円・営業利益76億円を目指す
2035年度に向けて、売上高750億円、営業利益76億円を目標として掲げています。
これは、既存事業を維持するだけではなく、新たな事業の成長によって企業全体の収益規模を大きくしていくことを示す数字。
特に重要なのが、ウェディング事業とホテル事業をそれぞれの役割で成長させる考え方です。
これまで培ってきた事業基盤を安定させながら、ホテル事業への投資や出店を進め、新たな収益源を育てていきます。
数値目標の達成には、施設数を増やすだけでなく、ブランド価値を高め、各施設の収益性を向上させることも重要になります。
②ホテル事業の営業利益がウェディング事業を上回る計画
ホテル事業の営業利益42億円、ウェディング事業34億円を計画しています。
ホテル事業の営業利益がウェディング事業を上回る計画となっていることからも、同社がホテル事業の拡大を重視していることが分かります。
今後は施設数を増やすだけでなく、各施設の収益性を高めることも重要になります。
ホテルごとのコンセプトやブランド価値を明確にし、運営品質を高めながら、事業全体の収益力向上につなげていく考えです。
③20ホテルの開業を目指す
ホテル事業では、20ホテルの開業を目指しています。
複数の施設を展開することで、宿泊サービスの提供だけでなく、ブランドそのものの認知を広げ、事業規模を拡大していく考えです。
また、単純に施設数を増やすことだけが目的ではありません。
それぞれの地域や立地に合わせたコンセプトを設定し、空間や料理、サービスなどを通じて独自の価値を提供することが重要になります。
2030年度までには20施設の出店決定を目指す方針も示されており、今後数年間で開発を進めながら、開業につなげていく計画です。
この出店拡大が、ホテル事業を成長の柱へと育てる重要な取り組みになります。
ホテル事業の拡大を支える
アセットライト戦略と内製化体制

ホテル事業を拡大する上で重要になるのが、施設を自社で保有することにこだわらず、運営やブランドづくりに注力する「アセットライト戦略」。
不動産への投資負担を抑えながら、運営ノウハウやブランド価値を活かして事業を広げられる点が特徴です。
ここでは、具体的な仕組みと事業成長との関係を解説します。
①不動産を保有せずホテルを展開するMC戦略
同社がホテル事業の拡大で活用しているのが、MC(マネジメントコントラクト)方式。
これは、施設の不動産を自社で保有するのではなく、オーナーから運営を受託することで事業を展開する仕組みです。
大きな特徴は、多額の不動産投資を抑えながら、運営会社としてのノウハウやブランドを活かせること。
施設を保有する場合と比べて資産負担を抑えやすいため、複数の施設へ展開しやすくなります。
今後開業数を増やす上でも、この仕組みは重要な役割を担います。
不動産を持つことではなく、運営やブランドづくりに強みを持つことで、効率的に事業規模を広げていく考え方です。
②開発から運営まで一貫してブランド価値をつくる
施設の開発だけ、あるいは運営だけを担うのではなく、企画段階から開業後の運営まで一貫して関わることも特徴です。
開発段階では、立地や施設の特徴を踏まえてコンセプトを設計し、その考え方を空間や料理、サービスなどへ落とし込んでいきます。
開業後も、実際の顧客の反応や利用状況をもとにサービスを改善し、ブランドとしての価値を高めていくことが重要。
こうした一貫した取り組みによって、施設ごとの個性を活かしながら、企業として蓄積してきたノウハウを次の施設へ活用できます。
単に施設を増やすのではなく、企画から運営までの経験を積み重ねながら、事業全体の成長につなげる仕組みです。
③クリエイティブ・マーケティング・開発など専門機能を強化
事業規模が拡大するにつれて、施設を運営するだけではなく、ブランドやサービスを支える専門機能の重要性も高まります。
クリエイティブ、マーケティング、開発、アセットマネジメントなど、それぞれの分野に専門性を持つ人材が関わることで、施設ごとの価値を高めていくことができます。
例えば、クリエイティブでは空間やブランドの方向性を形にし、マーケティングでは顧客に価値を伝える方法を考えます。
さらに開発やアセットマネジメントが加わることで、事業としての収益性や継続的な成長も考慮できます。
こうした専門機能を組み合わせながら、それぞれの強みを活かして事業を動かせる体制を整えていくことが、今後の拡大を支えるポイントです。
事業を成長領域とする理由

ホテル事業を成長領域として位置付ける背景には、宿泊に求められる価値の変化があります。
単に泊まる場所としてではなく、地域の文化や食、空間などを含めた体験を楽しみたいというニーズが広がっています。
また、同社にはこれまでの事業で培ってきた体験づくりのノウハウがあり、新たな領域にも活かせる強みがあります。
ここでは、ホテル事業に注力する理由を3つの視点から見ていきます。
①体験を重視するホテル市場の広がり
近年は、宿泊することだけを目的とせず、その土地ならではの文化や食、デザインなども含めて楽しみたいという需要が高まっています。
旅行先でどこに泊まるかだけでなく、施設でどのような時間を過ごせるのか、地域とどのようにつながれるのかといった点も選択の基準になりつつあります。
こうした変化を背景に、地域性や独自のコンセプトを打ち出し、宿泊以外の価値も提供する施設への関心が高まっています。
同社がホテル事業を成長領域として位置付けているのも、こうした市場の変化を捉えたもの。
今後も旅行や宿泊の楽しみ方が多様化するなかで、施設そのものが目的となるような価値提供が重要になると考えられます。
②成長性と市場の伸びしろが期待できる事業である
同社がホテル事業に力を入れる背景には、世界的な市場成長に加え、インバウンド需要の回復など、今後の需要拡大が見込まれることがあります。
また、同社はホテル事業を「利益率の高いホテル事業」と位置付けており、収益面でも成長を支える重要な領域と捉えています。
日本では、地域性や独自性、ストーリー性などを取り入れた新しい価値を提供するホテルの市場が発展している段階にあり、今後さらに広がる余地があります。
こうした市場環境に対して、これまで培ってきたブランドづくりや体験価値の創出力を活かせることも、同社がこの事業に注力する理由の一つです。
③これまで培った「体験づくり」のノウハウを活かせる
同社がホテル事業に注力する理由の一つが、ウェディング事業で培ってきたプロデュース力を活かせることです。
結婚式では、新郎新婦の希望をくみ取り、会場やサービスなどを組み合わせながら、一組ごとに異なる時間をつくってきました。
こうした顧客のニーズを理解し、コンセプトに落とし込む力は、ホテルの企画や運営にも応用できます。
ホテルでも、施設の立地やターゲットに合わせてコンセプトを設計し、その価値をサービスや運営に反映することが重要です。
ウェディングで培ったプロデュース力を宿泊領域へ応用できることは、同社がホテル事業を展開する上での強みといえるでしょう。
ウェディング事業はどう変わる?

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズでは、ウェディング事業においても顧客ニーズの変化に合わせたサービスの強化を進めています。
結婚式に対する価値観が多様化するなか、高付加価値なサービスの提供や新たなウェディングスタイルへの対応、運営受託・コンサルティング領域の拡大などに取り組んでいます。
ここでは、今後のウェディング事業における具体的な取り組みを紹介します。
①高付加価値なウェディングをさらに強化
同社は、ウェディング事業において高付加価値なサービスの提供をさらに強化していく方針です。
決められたプランを提供するだけではなく、新郎新婦の価値観やライフスタイル、希望する過ごし方などをくみ取り、それぞれに合った結婚式を提案することを重視しています。
一組ごとの希望に合わせて内容を柔軟に設計することで、価格だけではなく、サービスそのものの価値を高めていくことが狙いです。
これまで培ってきたプロデュース力を活かしながら、顧客ごとのニーズに応えることで、ウェディング事業の収益性やブランド価値の向上につなげていく方針です。
②多様化する結婚式のニーズに対応
結婚式に対する価値観は多様化しており、大人数で行う従来型の披露宴だけでなく、家族や親しい友人を中心とした少人数婚や、形式にとらわれないパーティーなど、様々なスタイルが選ばれています。
こうした変化を踏まえ、同社でも柔軟なウェディングの提供を進めています。
重要になるのは、あらかじめ用意されたプランを当てはめることではなく、「どのような時間を過ごしたいのか」という顧客の思いをくみ取り、具体的な形にしていくことです。
多様な価値観に対応しながら、それぞれの顧客に合った体験をつくることが、今後のウェディング事業における重要なポイントとなります。
③カジュアル婚・オーダーメイド婚・インバウンド婚などを展開
結婚式のスタイルが多様化する中、カジュアルなウェディングやオーダーメイド型のウェディング、インバウンド婚など、様々なニーズへの対応を進めています。
カジュアルなスタイルでは、形式にとらわれず、ゲストとの距離が近いパーティーなど、自由度の高い結婚式が考えられます。
オーダーメイド型では、新郎新婦のこだわりやストーリーを取り入れ、二人らしさを表現することが重要です。
また、インバウンド婚では、文化や言語の違いにも配慮したサービスが求められます。
こうした多様なスタイルへの対応が、ウェディング事業の新たな価値につながっています。
④運営受託やコンサルティング領域も拡大
ウェディング事業で培ってきたノウハウは、自社の結婚式場運営だけでなく、運営受託やコンサルティングなどの領域にも活用されています。
会場運営や集客、接客、ウェディングプロデュースなど、長年にわたって蓄積してきた知見を外部の施設や企業に提供することで、事業領域を広げている点が特徴です。
こうした取り組みでは、結婚式の現場を運営するだけでなく、施設全体の課題を把握し、改善策を考える視点も重要になります。
専門的なノウハウを活用しながら、運営やサービス改善など幅広い領域に事業を展開しています。
今後の成長で「人材」に求められることとは?

前述したように事業領域を広げている同社。
こうした事業展開では、従来のブライダル・ホテル業務に加え、新たな価値を生み出せる人材が重要になります。
ここでは、今後のキャリアを考える上で注目したい人材像を紹介します。
①ホテル・ウェディング双方の経験を活かせる人材
ウェディング事業とホテル事業の双方を展開しているため、両方の領域で経験を活かせる人材は、今後さらに活躍の場を広げられる可能性があります。
例えば、ウェディングプランナーとして培った顧客へのヒアリング力や提案力、結婚式を一からつくり上げるプロデュース力は、ホテルでのサービスづくりにも活かせます。
一方、ホテルで培った宿泊・料飲・施設運営などの経験は、ウェディングを含めた総合的な施設運営を考える際にも役立ちます。
また、今後ホテルの新規開業が進められれば、婚礼と宿泊、料飲など複数の部門を連携させる機会も増えるでしょう。
②顧客のニーズをくみ取り、体験として形にできる人材
同社が重視する「編集力」を発揮できる人材も、今後の事業展開において重要です。
顧客の希望や価値観をくみ取り、それぞれの専門性を組み合わせながら、一つの価値として形にする力が求められます。
ウェディングでは新郎新婦の希望を具体的なサービスへ落とし込み、ホテルでは施設のコンセプトやターゲットに合わせた滞在価値を考えるなど、領域によって求められる役割は異なります。
そのため、決められた業務をこなすだけでなく、顧客が何を求めているのかを考え、自ら提案できる人材は、今後さらに活躍の場を広げられるでしょう。
③新しいことに挑戦できる人材
既存のウェディング事業を維持するだけでなく、ホテル事業の拡大や新たなサービスの展開を進めています。
特に2035年に向けてホテルの新規開業を進める中では、これまでにない施設やサービスをつくり上げる仕事も発生します。
そのため、過去のやり方だけにとらわれず、変化を前向きに受け入れ、新しいことに挑戦できる姿勢が重要になるでしょう。
新規ホテルの開業では、オペレーションの構築やサービス内容の検討など、決まった正解がない状態から仕事を進める場面もあります。
ブライダルやホテルの現場で培った経験を土台にしながら、「もっと良くするにはどうすればいいか」を考えて行動できる人は、こうした環境で経験を広げられる可能性があります。
④専門性を活かしてブランド価値を高められる人材
ホテルやウェディングでは、サービスそのものだけでなく、会場の雰囲気や接客、料理など顧客が触れる一つひとつの要素がブランド価値につながります。
同社では、コンセプト開発、建築・内装、デザイン、マーケティング、PR、ホテル開発、事業開発など、様々な専門領域が事業を支えています。
そのため、自分の専門領域だけを見るのではなく、施設全体としてどのような体験を提供するのかを考える視点も重要です。
専門性を活かしながら他の領域と連携し、一つのブランドや体験をつくり上げていくことが、今後の事業成長につながります。
⑤「新・人事制度」で多様な専門性を活かす組織へ
ホテル事業やライフスタイル領域の拡大に伴い、活躍できる職種や専門領域も広がっています。
ウエディングプランナーやホテルスタッフなどのサービス・運営職に加え、コンセプト開発、建築・内装、デザイン、マーケティング、PRなどのクリエイティブ・プロデュース職、ホテル開発や事業開発などを担うビジネス開発職など、多様な専門性が事業成長を支えています。
さらに、生産年齢人口の減少や人件費上昇といった業界環境の変化を踏まえ、「新・人事制度」を導入しています。
公募や抜擢制度による人材登用、教育・自己成長の支援、DX投資による現場負荷の軽減、エンゲージメント向上などを進めている点も特徴です。
ホテル事業を中心とした今後の事業拡大を支える上で、多様な専門性を持つ人材が力を発揮できる組織づくりも重要なテーマとなっています。
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズで働く魅力とは?

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズでは、これまで培ってきた経験を活かしながら、幅広く専門性を広げられる環境があります。
事業の幅が広がるなか、空間づくりやサービス、ブランド、事業開発など、様々な分野で経験を積めることが特徴です。
ここでは、同社で働くことで得られる経験や魅力について紹介します。
①幅広い領域で専門性を活かせる
これまでの経験を活かせる領域が幅広いことは、同社で働く魅力の一つです。
空間演出やサービス提供に加え、施設の企画、ブランドづくり、マーケティングなど、事業を支えるさまざまな専門領域があります。
特に、顧客にどのような時間を過ごしてもらうかを考え、空間や料理、接客など複数の要素を組み合わせて価値を生み出す仕事では、これまで身につけてきた知識や経験を活かしやすいでしょう。
一つの職種だけにとどまらず、周辺領域への理解を深めながら、自分の専門性をさらに高められる点も特徴です。
②新しいブランドやサービスを生み出す経験ができる
既存のサービスを運営するだけでなく、新しい施設やブランド、サービスの立ち上げに関われることも、同社で働く魅力の一つです。
ホテル事業の拡大に伴い、新規施設の立ち上げや新たなサービスの企画など、これまでにない取り組みに携わる機会が生まれています。
こうした仕事では、決められた業務をこなすだけでなく、企画から実行、運営まで幅広いプロセスに関わることで、事業全体を見る視点を身につけられます。
また、プロジェクトを進める中で、異なる専門領域を持つメンバーと連携する機会も増えるため、専門性に加えて調整力やプロジェクト推進力を磨くことにもつながります。
既存の経験を活かしながら、新しい事業やブランドを立ち上げる経験を積み、仕事の幅を広げられる環境があることが特徴です。
③事業の変化とともに新たな専門性を身につけられる
事業領域を広げているため、これまでの経験を活かしながら、新しい分野の知識やスキルを身につけられる機会があります。
例えば、サービス提供の経験を持つ人が施設運営やブランドづくりに関わったり、企画やマーケティングの経験を新たな事業で活かしたりするなど、専門性を広げる可能性があります。
事業の変化に合わせて必要となる知識や役割も変わるため、一つの経験を別の領域へ応用する力も求められます。
これまでの強みを土台に、新たな分野へ挑戦しながらキャリアの幅を広げられる点も、同社で働く魅力の一つです。
まとめ
これまで培ってきたウェディング事業を基盤としながら、ホテル事業を新たな成長領域として拡大している株式会社テイクアンドギヴ・ニーズについてご紹介しました。
「EVOL2030 Final Stage Toward 2035 Vision」では、ホテル事業の拡大を進め、20施設の出店決定を目指す方針です。
ホテル事業では、宿泊だけではなく、空間や料理、サービス、地域とのつながりなどを組み合わせ、その場所ならではの滞在価値を提供することを重視しています。
一方、ウェディング事業では、少人数婚やカジュアルなスタイル、オーダーメイド型など、結婚式に対する多様なニーズへの対応を進めています。
また、これまで培ってきた空間づくりやブランドづくりのノウハウを新たな事業にも活かし、TRUNK(HOTEL)をはじめとする独自ブランドの価値向上にも取り組んでいます。
こうした取り組みを通じて、特別な一日だけではなく、日常や旅行、食など幅広い場面で価値を提供する企業への進化を目指しています。
さらに、空間デザイン、ホテル開発、アセットマネジメント、ホスピタリティなど、それぞれの専門性を掛け合わせながら、新たなブランドや滞在価値を生み出していくことも今後の重要なテーマです。
ウェディングを起点に培ってきた「人の心を動かす体験づくり」をホテルやライフスタイル領域へ広げていくことが、同社の今後の事業展開を理解する上で重要なポイントといえるでしょう。
2026.10.09